健康に過ごしたい人に知ってほしい生活習慣病の原因と対策

豊かになった近年、生活習慣病という言葉がよく聞かれるようになりました。

生活習慣病とは、糖尿病、心臓病、高血圧等といった生活習慣によって発症するといわれている疾患の総称です。

これらは、そのままの状態で放っておくと、命に関わる可能性もあり、たいへん危険です。

油断ならない生活習慣病について、その原因と対策について考えてみます。

生活習慣病の原因になるもの

 偏った食事の習慣

乱れた食生活を続けていると、病気のリスクが高まります。

なぜなら私たちの体は、食事からの栄養でつくられ、生活するためのエネルギーを必要としているからです。

バランスの悪い栄養では、必要な栄養がとれず、塩分を摂りすぎることもあります。

また食事の時間が不規則になることや、飲酒や喫煙等も、病気の一因となるのです。

これらのことをもう少し詳しく見てみましょう。

 栄養不足の問題

ビタミン、ミネラル、食物繊維等は、外食やコンビニ弁当はかりを食べていると不足しがちな野菜に多く含まれています。

ビタミンが不足すると、口内炎や頭痛といった不快症状から、脚気、悪性貧血といった病気の危険をはらんでいます。

また、ミネラルが不足すると、免疫力の低下が起こります。

さらに食物繊維が足りないと、腸内環境の悪化、免疫力の低下がおこるのです。

こうした体調の不調が続くことで、生活習慣病になる危険性がでてくるのです。

 塩分、糖分の過剰摂取の問題

次に、濃い味の食事による塩分、糖分の摂り過ぎについても考えてみます。

外食、インスタントラーメンは、味が濃いものが多く、それらは塩分が多すぎるものばかりです。そのため、高血圧になりやすく、生活習慣病の直接の原因にもなります。

また糖分や脂質をとりすぎることで、糖尿病等を発症することも考えられます。

このように足りない栄養と過剰な栄養は、生活習慣病の直接の原因であるといえます。

 不規則な食事と飲酒喫煙の問題

さらに考えたいのは、不規則な食事やアルコールと喫煙についてです。

忙しい朝の食事を抜いたり、夜遅くに飲んだり食べたりといった、不規則な栄養の摂取は、内蔵に負担がかかります。

それが続くと体がうまく栄養を摂取できなくなるのです。

またアルコールの過剰摂取や喫煙は、心臓や血管に負担がかかるため、健康を害します。

 ストレスの問題

また食事以外に、ストレスをためることも問題です。

ストレスが生じると、脳の視床下部が反応し、下垂体と副腎からホルモンが多く分泌されます。

すると動悸、血圧の上昇、食欲不振等の自律神経の乱れをひきおこします。

また血流が悪くなり栄養をうまく送れなくなることで、リラックスできなくなり免疫が下がって、結局病気になるのです。

 不規則な生活の問題

人間は、体内時計によって生理的な活動を行っています。

これが起床や睡眠のリズムが乱れると、交感神経と副交感神経がいつ働けばいいのかわからなくなり、慢性的な寝不足を感じ、疲労感がたまることで、病気になります。

 運動不足の問題

運動には「生理的効果」「精神的効果」「社会的効果」があると言われています。

それが不足すると、血行が悪くなり、代謝が落ち、生活における作業効率が落ちることでストレスを感じる、といったことがかんがえられます。

 生活習慣病の予防

ここまで、病気になるリスクについて考えてみました。

日常のちょっとした行動が原因であることがほとんどでした。

それでは、今度はそのリスクを減らすためにするべきことは何かをまとめてみましょう。

 食生活の改善

病気にならないために重要なのは、バランスのいい食事をとることです。

それではその中身についてみていきます。

 ビタミンと食物繊維を摂ること

まず大切なのは、野菜をたべてビタミンや食物繊維を補給することです。

活性酸素を抑え、免疫力をあげるために、ビタミン類をしっかり摂取します。

忙しい人は青汁やサプリメントを飲むことで、ビタミンや食物繊維を補うこともできます。

また、塩分を取りすぎた場合もカリウムを含んだ野菜果物を摂取することで排出されますし、脂質は海藻類に含まれる食物繊維が排泄を促してくれるので、食べ過ぎた時にもぜひ取ることをおすすめします。

それから不足しがちな栄養成分を補給することです。

そうすることで病気にかかりにくく、必要な栄養が体内をめぐることができます。

ビタミン以外にも、鉄分や亜鉛、カリウムなどさまざまな成分が健康のためには不可欠です。

食事でうまくとれない場合は、こまつなやほうれんそう、ケールなどの野菜を使った青汁で、こうした成分を手軽に摂ることができます。

 運動と生活リズムを整えること

適度な運動と規則正しい生活リズムを習慣づけることです。

毎日運動することで、血管や内臓機能を健康な状態を保つことができます。

実は、これがなかなか大変で、厚生労働省が毎年実施している、国民健康調査の中で、運動習慣のある人は、男性で33.3%、女性は27.5%でした。

つまり運動不足を感じている人が7割にもなるという結果だったのです。

このままでは近い将来、健康に不安のある人が溢れてしまいます。

そうならないためにも、日常にどう取り入れるか工夫してみる必要があります。

忙しくて運動の時間がとれない人は、電車やバスを利用して少しでも歩くように心がけるなど工夫をしてみましょう。

また、エレベーターやエスカレーターを使わず、階段を使う習慣をつけるのもいいかもしれません。

運動をすることは、ストレスを手軽に解消でき、血流も良くなるのでおすすめです。

また規則正しい生活を送ると、自然と暴飲暴食をすることもなくなるでしょう。

またシャワーで済ませず、湯船にゆっくり浸かるなども、ストレス解消や血行が良くなる等の効果があるのでおすすめです。

さらにしっかり睡眠を摂ることも、生活習慣病の予防につながるでしょう。

健康な体は何にも代え難いものです。自分自身を大切にし、年を重ねても健康でいられるよう、こうしたことを普段から意識することが、病気と無縁でいられる最善の方法と言えます。

生活習慣病が、将来なくなっていくことを願っています。

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