むくみの原因と解消法

むくみといえば、誰もがまっさきに思い浮かべるのが「足のむくみ」です

他にも手、指、まぶたなどの様々な部位でおこります。

朝、目が腫れぼったくて困った経験があるでしょう。

むくみがあるとなんとなくだるくなり、気持ちも沈みがちになります。

それではむくみとは一体何でしょうか。

今回はそんなむくみの原因と解消法についてまとめていきます。

 むくみとは何か

むくみとは、血管内の水分が血管外に漏れて組織液が増え、バランスが崩れた状態のことです。

それが皮下組織に過剰に溜まり、膨らんでしまうのです。

正常な状態であれば、心臓から体内に流れる血液は、動脈を通り、必要な水分や栄養を運ぶと同時に、余分な水分をとりいれ、それを腎臓に運び、腎臓を介してよぶんなすいぶんが排出された血液を、再循環します。

しかし、何らかの原因で余分な水分が回収されず、皮膚の下の組織に溜まってしまう状態がむくみなのです。

ではその原因については何があるのでしょうか。

今度はその原因について考えてみましょう。

 むくみの原因

 1 長時間、同じ体勢でいること

1日中立ち仕事をしていると、夕方に足がむくんだ経験をしたことがあるひともいるのではないでしょうか。

これは、長時間立ったままの姿勢でいることで、人間の身体の構造上、重力の影響で血液が足に溜まってしまうことでおこる現象です。

また、デスクワークで座ったままの姿勢を続けた場合も、長時間、脚部が下になるので同じように血液が溜まってむくみがでます。

どちらの場合も、同じ姿勢で足をあまり動かさないことが原因です。

つまりこの場合のむくみの原因は、足を動かさないことで、血液を心臓に戻す「筋ポンプ作用」がうまく働かないからといえます。

たちっぱなし、座りっぱなしは要注意です。

 2 運動不足

運動不足は、筋肉量を低下させます。

特にふくらはぎの筋肉は、下半身の血液を心臓に戻すポンプの役割があるため、その機能が低下することで、足がむくみやすくなるのです。

さらに、運動不足によって、基礎代謝が低下すると、新陳代謝が悪くなり、肥満、むくみの原因になります。

 3 塩分の摂り過ぎ

塩分と水分を取りすぎると、体液(血液)が増え、毛管内に水分が増えすぎてしまい、血管が広がり、血圧が上がることで毛管内から水が染み出します。

これがむくみになるのです。

また、人の体内は、適正な塩分濃度が決まっているので、それ以上の塩分量を摂取すると、塩分濃度を下げるために、血液中の水分を増やしてしまいます。

塩分が多い食べ物とは、たとえば「漬物」「ハム」「ラーメン」などがありますが、むくみやすい人は食べる量に気をつけるなど、細心の注意が必要です。

 4 ビタミン、ミネラル、タンパク質の不足

カリウム、カルシウム、マグネシウム等のミネラル不足や、ビタミンB1、タンパク質が減少することで、むくみが出やすくなります。

 補足

このようにいくつかあげてきた原因はいずれも一時的なむくみが多く、「生理的むくみ」とよばれています。

これ以外にも「病気によるむくみ」というものがあります。

これは腎臓、心臓、肝臓、内分泌の病気によって引き起こされるものです。

むくみがなかなか改善しないの場合は、医療機関での受診が必要です。

 むくみの解消法

それでは今度は、むくみが出た場合、どうすれば解消するのかをみていきましょう。

 1 適度な運動を習慣づける

足の筋肉が鍛えられると、筋ポンプが正常に働くので血液の循環がよくなり、足に溜まった血液もスムーズに心臓に戻されるためむくみにくくなります。

特に足のむくみは、解消されにくいので。まずは軽く1日10分の軽い運動、例えばウォーキングを習慣にしてみること等がおすすめです。

 2 カリウムを豊富に含むものを食べるように心がける。

カリウムは、アルカリ金属元素の一つで、人体にはかかせないミネラルの一つです。

カリウムは心機能、筋肉機能を調整し、細胞の水分を一定に保つよう、調整してくれます。

利尿効果も高いので、多く含まれるものを取ることでむくみが減っていきます。

またナトリウムを排出してくれることもむくみには効果があります。

カリウムが多く含まれるものは「スイカ」「きゅうり」「とうもろこし」じゃがいも」「ほうれん草」などです。

これらは、比較的摂りやすいものなので、むくみを解消したい人は積極的に摂取しましょう。

 3 毎日の20分以上の入浴

最近は忙しい人が増えたためか、シャワーで済ませる人が増えているようです。

しかし、お風呂に浸かることは実はむくみに効果があります。

湯船に20分以上浸かることで、血流がよくなるからです。

ただ、この時お湯の温度が高すぎると、交感神経が高ぶり、興奮状態となる可能性があるので、あくまでもストレスのない湯加減を心がけましょう。

むくみはけしてほうっておいていいものではなく、できればすぐに解消したほうがいいものです。

ほうっておくこと実はますますむくみがひどくなっていくからです。

今回これでむくみの様々な解消法がわかりました。

これらのことを日常に取り入れ、習慣づけることで、むくみとは無縁な生活をおくれる可能性が高くなります。

むくみはただだるくて不愉快なだけでなく、意外に身体への負担が大きいことがわかりました。

健康であるためにも、小さな努力を重ねていくことが大切です。

むくみは、自分の体が発している黄色信号だと考えて、自身の体をいたわり、生き生きとした人生を送りたいものです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする