脂肪燃焼について正しい知識を解説!

ダイエットを行っているのになかなか体重が減らない…そう感じる原因は、正しく脂肪を燃焼させられていないからかもしれません。

体重を落とすためには、不要な脂肪を燃焼させることが不可欠です。

そのために脂肪燃焼の正しいメカニズムと、効率よく脂肪燃焼を行うための方法をご紹介していきましょう。


そもそも脂肪燃焼とはどういう働きのことなの?

脂肪という言葉からはどうしても余分なものというイメージがつながりますが、そもそも脂肪はタンパク質や炭水化物と並ぶ三大栄養素のひとつで、生命を維持するのに不可欠な成分です。

脂肪は体内においてエネルギーを貯蔵したり体温を保ったり、筋肉や血圧のコントロールを行ったりと実にさまざまな働きを行っているのです。けして身体に不要なものではなく、むしろ必ず一定量摂取しなければいけない成分のひとつです。

ダイエットや健康管理の話において使われる「脂肪」はこの栄養分そのものを指すのではなく、必要量以上に摂取されたために形を変えて体内に留まった皮下脂肪や中世脂肪のことを指して使われています。

まず食事によって体内に取り込まれた脂肪=脂質は、酸素と結合した「遊離脂肪酸」と「グリセロール」に分解されます。このうち遊離脂肪酸がエネルギーとして使われ、血液を通って体内で働くのですが、過剰に摂取して消費されなかった場合にはまた脂肪へと逆戻りしていきます。

この脂肪が皮下脂肪や内臓脂肪となり、肥満状態を作り出していくのです。
つまり摂取したエネルギー分をしっかりと消費させないと、どんどん脂肪が蓄えられていくというわけです。

そのため、いかに脂肪をエネルギーとして消費させるかが重要となるのですが、そのために一番適している運動が有酸素運動だとされています。

少し前までの定説として、有酸素運動で脂肪燃焼が始まるのは運動開始後20分程度過ぎてからだといわれていました。

しかしながら最近では運動開始直後から脂肪燃焼が行われていることがわかってきたので、少しでも時間がとれたときに短時間でも有酸素運動を取り入れていく方法でも充分に効果があるとみなされるようになってきました。

仕事や家事の合間のちょっとした時間、出勤前や帰宅後の少しの時間などを利用して、できるだけ毎日継続して、少しずつ運動を行うことを取り入れていくと徐々に効果が出てくることでしょう。

ただ、よくいわれるように、太りやすい体質、太りにくい体質という本人にはどうしようもない遺伝的な要素も多少影響しますので、同じような運動をしても同じように効果が出るとは限りません。

ですので、気長に、人と比べずに取り組んでいく姿勢でいることも続けていくためには必要な心構えです。

脂肪燃焼させる効果的な方法とは?

1:脂肪燃焼には運動が一番!

体内に取り込んだ脂肪=エネルギーを消費させられなかったために、皮下脂肪、中性脂肪が溜まっていくわけですから、エネルギーを消費させる運動を行うのが脂肪燃焼には一番効果的です。

そのためには有酸素運動を行うのが効果的です。
代表的な例を挙げると、ウォーキングやジョギング、自転車、エアロビクス、水泳などです。

これらの運動を、一週間のトータルで180分行うことをひとまず目標にしてみましょう。

といっても、運動をまったくしていなかった人がいきなりこの時間を運動にあてるというのもハードルが高いでしょうから、まずはできる範囲内で無理なく取り組んで、慣れてきたら徐々に時間を増やしていくようにしたほうが、継続できる可能性が高くなります。

無理にでも運動しなくてはいけないという強迫観念で行っても、挫折しまいがちですから、まずは自分が少しでも楽しいと思える運動から始めてみることをおすすめします。

そしてある程度慣れて余裕ができてきたら、無酸素運動も取り入れるとより効果を生む可能性が高まります。

脂肪の分解を早めてエネルギー化するためには成長ホルモンを分泌させると良いのですが、この分泌を促すのに無酸素運動が効果的なのです。無酸素運動は短時間に強い力を必要とする、腕立て伏せやダンベル運動などの筋肉トレーニングなどが相当します。

この無酸素運動を有酸素運動の前に数分でも取り入れることで、成長ホルモンの分泌により脂肪の分解が早まり、脂肪燃焼も効率的に行われるようになるのです。

2:脂肪をそもそも溜め込まない食事を行おう

人は生きているだけでエネルギーを消費しています。

なにもしていない状態でも常に心臓は血液を全身に循環させ、内臓はそれぞれ働きつづけ、体温の維持機能も常に働いています。この最低限の生命活動の維持のために必要なエネルギーのことを基礎代謝といいます。

通常の生活習慣を送る人々が消費するエネルギー量のうち7割はこの基礎代謝だといわれています。一般的には成人男性で1,500キロカロリー、成人女性で1,200キロカロリーが基礎代謝に必要とされています。

この基礎代謝に必要なエネルギー量と通常の活動で消費される量以上のエネルギーを摂取すると、体内で消費されずにエネルギーから脂肪に再合成されていきます。その脂肪が、皮下脂肪や中性脂肪といういわゆる「肥満のもと」として体内に蓄えられていくのです。

そのため、特にダイエットを意識し、脂肪燃焼を考えて生活するなら、食事における摂取カロリー量には気を配る必要があります。

といっても、脂肪の摂取量そのものを極端に抑えると体内の脂肪が果たしている活動の維持に悪影響を与え健康を害することにつながりますので、一定量の摂取は必ず行うようにします。

ダイエットを望む人は、ただ体重を減らしたいわけではなく、健康的にスリムな体型を目指しているはずです。そのためには、過剰にカロリーを摂取しないように気をつけて、バランスよく栄養を取り込めるような食事を摂るようにすることが大切です。

そしてあわせて適度に運動を行っていくことで、身体に無理なく痩せていくことができるはずです。

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